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ダイワ「ワイルドピーナッツ」使用インプレッション。

2020年、ダイワの人気クランクベイト「ピーナッツ」シリーズに、新たなモデルが加わりました。その名も 「ワイルドピーナッツ」

最大の特徴は、“破綻寸前のスーパーワイドアクション”。そのコンセプトからも、名作「ウイグルワート」に通じる匂いが漂います。

ワイルドピーナッツ

ワイルドピーナッツ
ワイルドピーナッツ

■サイズ:50mm
重量:9.3g
■潜行深度:2m
■フック:サクサス加工トレブル#6

仕様:サイレント(固定ウエイト)

公式製品ページはこちら

【フックについて】

ワイルドピーナッツは、フックがサクサストレブルフックになっています。

ただセンターバランスは取れていません。交換する場合はガマカツのトレブルRBで言うとミディアムの#7あたりが合いそうです。

【カラー】

8色展開ですべてがザリカラー。ザリカラー好きにはたまらない意向です。

破綻寸前のスーパーワイドアクション

ウイグルワート
ウイグルワート

このルアーの最も特徴的な部分が、まさにこの「破綻寸前のスーパーワイドアクション」。

「ん?それってウイグルワートじゃ…?」
と思った方も多いはず。実際、その動きと設計思想には多くの共通点があります。

筆者にとってウイグルワートは、チドり系というより「ゆっくり引けるワイドアクションのボトムクランク」という印象。ワイルドピーナッツにもそのニュアンスが感じられます。

ウイグルワートとの比較

ウイグルワートとワイルドピーナッツのリップ比較
リップ比較

所謂ワート系なので、リップもワイドでロング。

小粒なボディでの水噛みとワイドアクションを追求するとこういう形状になるのでしょう。

ワイルドピーナッツのほうが若干角が丸く滑らかさがあります。

ウイグルワートとワイルドピーナッツのボディ比較
ボディ比較

せいいっぱい水を掴むように、全体がラインアイ中央部にかけてへこんでいるのも一緒です。

ウイグルワートをフォローしたルアーはボディ形状も似てくるものが多くありました。

ワイルドピーナッツの場合はあくまでボディはピーナッツのものなので良くも悪くもスマートです。

全長もほぼ同じですが、ボディがスリムな分ワイルドピーナッツのほうがフッキングはよさそうです。

インプレ

参考までに今回引き比べるのに使用したタックルです。

ロードランナーVOICE HB600L
フエゴCT103H(スプール径24×34mm巻取り67㎝)
フロロ12lb

後期型のウイグルワートと巻き比べてみました。

重量差は1g程度ですが、投げてみると違いはほとんど感じません。

ワイルドピーナッツは、“破綻寸前”と言いながらも意外と安定感あり。中層でたまにチドるくらいで、暴れすぎず巻きやすいです。

巻き抵抗も軽く、巻きやすいと感じました。

1.5~2mラインの石積み周りやゴロタ場などでボトムノックしても小気味よく使えます。

潜行深度は2mの設定になっていますが、1.5mくらいでも使いやすく、岸際のボトムノックに使いやすい深度設計だと思います。

カラーを考えるとワイルドピーナッツは、ショアライン中心にザリガニ意識で気持ちよく巻き込んでいくのに良さそうです。

アクション動画

公式YouTubeにて水中アクション動画が公開されています。動きをチェックしたい方はぜひ。

ラトリンワイルドピーナッツ

21年3月、ラトルサウンドモデルのラトリンワイルドピーナッツがラインナップに加わりました。

ラトリンワイルドピーナッツパッケージ
ラトリンワイルドピーナッツ

サイズ:50mm
重量:8.9g(オリジナルよりやや軽め)
ラトル音:控えめなコトコト系ワンノッカー
外見:目が黄色くなっており判別可能
カラー展開:オリジナルと同一(目の色以外)

見分けがつくようにラトリンモデルは目が黄色になってます。

重量がオリジナルよりやや軽くなっています。

おそらく腹部のウエイトボールを小さくすることで、ウエイトルーム中でウエイトが遊ぶようにしてラトル音を出す設計のため。

サウンドは低音ぎみの控えめなコトコトワンノッカー音です。

おわりに

・ピーナッツが好き
・ウイグルワート系のワイドアクションが好き
・ザリカラーに目がない

そんな方におすすめの一本。

「釣れちゃう小粒サイズ」で扱いやすく、ボトムクランクとしても非常に優秀です。

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