スプリットショットリグの特性は、とにかくお手軽に素早くリグれること。
しかしスプリットショットの閉じ開きをする都合上、どうしても素材が柔らかい鉛素材のシンカーになってしまいます。
鉛を使うことによって環境への不安や、嚙み潰して固定するため、特にライトラインだとラインのダメージが気になることも多々。
そんなデメリットを解決する、環境に易しい素材で、あとから好きな時に付け外しできて、ラインにもやさしい製品がこちらです。
言いたいことはステンボーいいよステンボーって記事です。
磯研 ステンボー

磯研 瞬間着脱シンカー ステンボー
メーカー製品ページはこちら
磯研から発売されている、ガン玉に変わる自然にやさしいおもり「ステンボー」です。
もともと海釣りで使うアイテムで、ラインを切らずに後付け、取り外し可能なアイデア商品となってます。
シンカーを打つ位置もその場に合わせてすぐに変更できるんですね。

便利くないですか?
アジング・メバリングファンのなかではメジャーなのかもしれませんが、ルアーコーナーには置いてないので私はまったく知りませんでした。笑
ウェイトの中央にラバーが通っていて、ここにラインを挟んで捻ることで固定できるため、ラインが傷つきにくく固定可能です。
事前にゴム管などを通しておく必要がなく、そのまま思い付きで後付けできます。

ステンボーG3~4Bは、環境保護の目的により、材質がステンレスから鉄に変わりました。海中で分解され、無害な酸化鉄に変わり、消滅します。
磯研オフィシャルホームページ ■ Welcome to ISO-KEN Official Homepage
とのことで、詳しくはよくわからないですけど環境的にも問題なさそう。
ルアーを変えずに少し深めを探りたい、もう少し飛距離が必要など使い方は自由。

私は1gくらいのシンカーをよく使うので、3Bサイズを買ってみました。
おそらく表記は金属部のみのウエイトなのか実重量では1.1g程。

使用感

4lbラインで使ってみました。
かなり力をこめればズレるけど固定力はけっこう強め。
ゴム全体を回さなくても、両端をひねっておくだけでも十分な固定力がありました。
ただ重量的にもそうですがライトラインに合っていて、3Bサイズは6lb以上のラインだとはさむのに苦労しそうなキツさを感じます。
棒状の形状がら、丸いスプリットショットと比べて底はとりにくいですが、かわりにスタックしにくいです。
シンカーが付いたリグだとすぐに挟まりやすいゴロタ場もほぼスタックなしでいけたので、これはこれでアリだと思いました。

キャロシャッド的な使い方にも対応できます。
ワームのリグとしてだけでなく、シャッドを投げててちょっと一時的に深いレンジを通したい、そんなときにも便利かもしれません。
※注意点として、ラインからはずすときに金属部の角がラインがあたると傷つきそうです。
※また、Feco製品ではないのでJBNBC系トーナメントでは使えないので注意。
おわりに
ライン上にちょっとウエイトを打ちたい。
ノーシンカーや小型プラグ使用時にそんな場面が多いでしょうか。
そんな現場での思い付きがあるときに、ラインのダメージを気にせずすぐに調整が簡単にできる。
これは一つボックスに入れておくと現場での調整幅が広がると思いました。
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