メジャーとして板モノが欲しくなったときがあって、ダイワのランカースケールを買いました。
長いこと気に入って使ってますけど、なかなかいいですよ。
頻繁に計測するわけじゃないけど、万が一のビッグフィッシュはしっかり計りたい。そんな方におススメの製品じゃないかと思います。
わりとお値段するので、自分に合ったメジャーを探している人や、購入を検討してる方向けに実際に使った感想と、良し悪し思った点をお届けします。
ダイワ ランカースケール

ダイワから発売されているボード状のフィッシュスケールで、折りたたむことによる携帯性を持たせた製品です。


ちょうどバーサスのVS-3010程度の大きさですね。
薄手のルアーケースを一個余計に持ち運ぶくらいの感覚なので一般的なバッグであればそんなに場所をとらず携帯できます。

厚みはそんなにないので、邪魔と感じることはなかったですね。

購入の理由
巻きグセや歪みのでない計測がしたかった。
もともとビラビラ開くメジャー型のやつをカバンに忍ばせてたんですが、とにかくコンクリート護岸が多い霞水系、普通のメジャー型だと魚体がダメージを負いやすいし、草の上での使用はどうしても歪みや撓みがでちゃうので…。
タルんだりヨレたりしないのにしようかと思いました。
この巻きグセというか折れ感が気になってしまって。

せっかく良いサイズなのにメジャーが歪んでてあらぬ如何わしさをまとうのは嫌じゃないですか。
とくにギリギリ50㎝みたいなときほど。笑
メジャー型やメジャーシート型だと、平らな地上やボートデッキ上でもちゃんと張らないとけっこうヘナヘナしちゃうし、そのちゃんと張るっていうのが一人だとまた大変なんですよね。
私は長さを計るのは40後半からのときが多いタイプなので、そんなの滅多に釣れないからあんまり使わないんですけど。笑
ただ使うときはイコール大事なときだから、色々考えた結果、ボード状のものになりました。
ラパラにもそんなのはあったので、少し迷いましたが
魚体を載せるスペースが十分ある点でダイワのランカースケールを買ってみました。
使用感・インプレ

ブリブリの魚体でもしっかり乗るだけの幅がありました。
写真の通りですが、数字は見やすいですね。白地に大きな赤字と黒のラインは見やすいです。
それなりの重量があるので、風になびいたり、風の中ボートデッキ上で使っても飛ばされる心配もありません。
思ったより軽いのと各蝶番部が180度どちらにも折れるので、現場で広げるとけっこうビラビラします。

なので水につけたり洗ったりするのはシート型と似た感覚でできます。
護岸上で使っても、構造的にコンクリートの熱はスケール上に伝わりにくいですが、浸けた水は掃けますし、ちょっとビチッとされると魚体がズレるのでやっぱりコンクリートの上だと注意が必要です。
魚体への優しさはプランターメジャーの水漬けが一番ですね。
折り畳んでカバンに入れておけるのと歪みのなさは○でした。
たださすがにチョコレート護岸のブロック上とかは無理でしたね。接続部が曲がるので平らな地面の上で使用する必要があります。

1つだけ残念だったのは、口あての高さは気持ち足りなかったこと。
ランカーフィッシュの撮影に最適、とありますが、ブリブリのビッグフィッシュだと口先が口あてより高くなるので、製品HPにあるように魚の顎を当てて固定することはできません。
あと左上のルアー置きスペースはパッケージの写真のように、ビッグフィッシュの魚体を中央にのせると、結局魚体に隠れてしまうので使えません。機能としてはあまりアテにしないほうがいいと思います。

水まわりの使用で心配なのは金属部品ですが、接続部の金属のピンも、5年くらいけっこう雑につかってますけど錆びたり抜けたりすることもなく長持ちする良い作りです。
おわりに

頻繁に計るわけじゃないけど万が一のビッグフィッシュはしっかり撮りたい。そんな方にとってはいい製品と思います。
携帯性を考えるとメジャーシートもいいですが、逆に一匹一匹をしっかり計測して使用頻度も多い場合は、プランターメジャーにしてしまった方がいいかもしれません。
携帯性を優先して多少の歪みには目をつむるメジャーシートと、携帯性を犠牲にして安全で正確な測定を目指すプランターメジャー。そのちょうど中間をいくような製品ではないでしょうか。
・最大80㎝まで計測可能。
・折り畳んだ時のサイズは、
横約203mm×縦約147mm×厚さ約25mm
・重量は400g程になります。