中古で見かけて、懐かしさに買ってしまいました。LAキングパドル。
聞かなくなって久しいパドルテールワーム。
ルアーって色んな思い出が重なっていくものですが、カリフォルニアパドル、ドゥードゥルビーバー、フジオカパドル、エスケープ、ディープカップビーバー…。ありましたね。
私がパドルテールワームを使い込んだのは…90年代頭から半ばにかけて。
葦撃ちといえばパドルテールテキサス、又はジグ&パドルがスタンダードでした。
テールの倒れ混みがーとか、底を這う姿がゴリだからとか、パドルテールは何故釣れるのか?を真剣に話し合う方々もいた時代…96年に立ち上がったケイテックも初めての製品は、確かカスタムパドルだったかと思います。
L.A.キングパドル
L.A.キングパドルは、村田基プロデュース、ドン・アイビーノ謹製のハンドポワード系パドルテールワームです。
L.A.キングワームシリーズとして、L.A.キングパドル、L.A.キングストレート、L.A.キングストレートパドルの3種発売されていたうちの1種になります。
ホッグ系ワームの台頭を機に、今やパドルテールっていうジャンル自体が消滅したかのような雰囲気ですが、個人的には1番心に沁みるのがL.A.キングパドル。
とくに#2 ダーククローダット/レッドフレーク カラー。
3.5インチと4インチの2サイズありました。
パッケージも堤屋のものと、途中からウォーターランドのデザインに変わった気がします。
当時らしく塩たっぷり。この塩、身に刷り込まれているわけではないので、投げるとすぐ落ちます。
パッケージ表にはドン・アイビーノの文字。
ドン・アイビーノといえば、シェイキングテクニックのドゥードゥリングメソッド提唱者として有名。HP(http://www.iovino.com/)にはSPECIAL DOODLING KITSという製品が…未だにドゥードゥリングの文字を目にすることができました。
特徴はテールのダイヤカット。
鱗模様でもあり、光の反射を散らしてアピールするようにって話だったと思います。
今考えると眉唾ですが、ドンアイビーノは今でもダイヤカットデザインのワームを作ってるよう。(HPにあるGRUB SPLITSHOTという製品がそうでした。)
ただ、枝にペタッて張り付くのを回避する効果はありそうです。
素材はもっちりとして身切れしにくく、カバーで使うにも十分な丈夫さを備えています。
よく使われていたのはテキサスリグかもしれませんが、個人的には1番の使用用途はジグトレーラー。
EGキャスティングジグに合わせて使ってました。
キャスティングジグも長寿命製品ですよね。
お気に入りカラーは緑フレークがまぶされたブラック(#101)。
そのころはヘッドの塗装に凝ったジグが他になかったので、見惚れた覚えがあります。
当時はファインラバーモデルしかありませんから、ソークしてカットしてと手間を掛けるのもまた面白さで。
懐かしのコンビネーションを再現するとこんな感じ。
これでどこでもよくよく釣ってましたね。
もちろん深いこと考えなくても釣れる時代だったというのもあります。でもラバージグの釣りを覚えたのはこれのおかげです。
おかげでラバージグに対する苦手感みたいのがまったくなく育ってこれました。
キャスティングジグのヘッドにパドルテールですから、スキッピングしやすいのも楽しさで。
おわりに
今使って釣れないなんてことはないでしょうから、今年は久々に使ってみようと思ってやってみたら、
釣れましたヽ(´ー`)ノ (笑)
令和の時代のパドルテール ケイテックパドリンビーバーについてはこちら↓
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