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「フルメタルソニック」。信頼と実績の厳寒期コンフィデンス。

冬の釣り方としてメタルバイブが一般化してずいぶん経ちました。

多くの製品が市場に出されています。

年中使えるメタルバイブですが、個人的には主に秋口~初春までが活躍のステージです。

その中でも特に厳寒期に信頼して使えるメタルバイブとしてオススメなのがフルメタルソニックです。

フルメタルソニック

フルメタルソニックは藤木淳氏が代表を務めるフラッシュユニオンから発売されているメタルバイブ。

薄く硬い鋼材を生かした設計が売りです。

ウエイトラインナップとフックサイズ

ウエイトフックサイズ
3.5g#12
5g#10
7g#8
10g#8
14g#6
18g#4

メーカー製品ページはこちら。

【特徴】

・ストレートフォール
ラインテンションを抜くとストンと真っ直ぐ落ちるストレートフォール。
フォールが左右に振れないため障害物の際や、テトラ等細かい穴を正確に落としていくのに扱いやすい性能です。

・素早い立ち上がり
硬く薄い鋼材を使用することで他とは一線を画す立ち上がり速度を発揮します。

・ハイピッチアクション
加えてミノーシェイプによって縦幅が狭まることで超ハイピッチアクションを実現しています。

・頭下がりのボディデザイン
やや 頭下がりでボトムを横に引いた時にヘッドがボディをカバーし、すり抜ける形状になっています。

インプレ

・薄いから動き出しが良い
・バイブレーションもハッキリしているので使用感が良い
・カラーも良いの揃ってる
・入手難易度高め

個人的には10月、水温が15℃を切るころからボックスに入り出し、急な冷え込み等のタフコンディションで活躍しだすのがメタルバイブです。

秋口はまだスライドフォール系も威力を発揮するので合わせて使っていますが、だんだんと冬、厳寒期になるにつれ、

大事な場面で最終的に頼れるのがフルメタルソニック。

冬のメタルバイブの釣りになるとフルメタルソニックの名前を挙げるアングラーも多く、おそらくフラッシュユニオンで最も有名なルアーではないでしょうか。

相当完成度が高いメタルバイブだと思います。

個人的には最も活躍するのは5gをちょい投げの範囲で、細かくリフト&フォール。

強風の中や深場を釣るときに7gを出す使い分けが多くなります。

5gはもうラインが張った瞬間には振動を感じるレベルの立ち上がりの速さ。

しかもそれが小気味よくはっきりと伝わるハイピッチバイブレーション。

言葉で表現するのは難しいですが、バタバタ感がなく、ブブブブッっとした感覚が手元に伝わってきます。

最高の使用感です。

初動からの手元に伝わるハイピッチバイブレーションは、短距離リフトをやり易くし、ストンとボトムに真っ直ぐ向かうフォールはリアクションの誘発に効果的に感じます。

どうしても一匹絞り出したいときはもちろん、シャッドをステディーリトリーブする集中力が持たなくなったときにスパイスとしてローテーションするのもオススメ。

低水温でもガンガン動いてる魚を獲るのは別ですが、

どうにか反応してくるくらいのバスを掛けるにはフックの性能も大事。

口まわりに外掛かりすることも多い冬のメタルバイブの釣りでは、掛けちゃうフックの性能も大切です。

そこは純正のノガレス ダブルフックが地味に効いてきます。

ホントの薄皮一枚。

所謂フッ素コート系フックで、刺さりもありますがダブルフックの開き幅が優秀なんじゃないかと。

メタルバイブを使うときには、掛かりを重視してこの開き幅を自分で広げたりして調整することも多いんですが、

経験上、フルメタルソニックは純正仕様のままで問題なく、かなり絡めとってくれるフックだと感じています。

一つ言うなら難点は入手難易度。

評判の良いルアーなのでうちの周囲のお店だとなくなるのが早くって。

価格帯はメタルバイブとしては一般的な範囲と思います。

ワンコインメタルバイブやダイソーメタルバイブもある昨今ですが、冬季の大事な一匹を考えると多少の価格差は問題ではなくなってきますよね。

ボトムで使う以上必ずロストが付きまといます。

凶悪なモノが沈んでるのが霞。根掛かり回収機は必須です。

逆に回収対策をしっかりしていれば思いのほかなくなりません。

ウッドカバー周りではナス型オモリ。ボトムに何が沈んでいるかわからないところでは回収棒やダイワのルアーキャッチャーを携帯することを強くオススメします。

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