スピナーベイトを使っていると稀にあるのが、ゴールドブレードの金メッキが剥げてくる症状。
同じメーカーのブレードでも製造時期によって禿げにくかったり禿げやすかったり。
直近で特に困ったのがディーパーレンジのウィローリーフブレードです。
好きでよく使うんですが、使用2日でけっこう剥げてくるレベル。
以前はこんなことなかったので製造時期にもよりそうです。
もちろんそのまま気にせず使うとか、いっそシルバーブレードとして使うって手もあります。
が、やっぱりゴールドブレードはちゃんとゴールドで使いたいじゃないですか。
リアブレードはいいんですよ、最悪交換も楽だから。いや、よくないか…。交換用のブレードもなかなか売ってないからね。
とりわけフロントブレードは色々困りますよね。
で、補修のために四苦八苦やりました。
結論
★黄色い油性ペンを1本持っておいてそれで塗る★
いまのところこれが最適解だと思います。
自宅でメッキ塗装なんてできないですから。
いくつか塗料を試したりもしたんですが、金系の塗料だとどうしてもピカッと輝くようなフラッシングが出ません。
調べた結果、輝くような金色というのはシルバーの上にクリアイエローを透過させるのが1番の作り方のようです。
油性ペンでも一日使ってれば落ちてくるけれど、サッとまた塗るだけなので。
塗り方
油性ペンの大きく平たい面で軽くサッと塗るだけにするのがコツです。
しっかり塗ろうと思って何度もキュッキュッとするとムラができますし、重ね塗りしたりするほどゴールドというよりはイエローのカラーブレードに近づいていってしまいます。
水垢がついていたり、汚れ・くすみ等の劣化がある場合は軽く磨いてからするとキレイに仕上がります。
失敗
とにかく塗料系に手を出すのは無謀だと思いました。
できるだけ購入時に近づけようと色々試したんですが、塗料系はおススメできません。
染めQや模型用塗料のゴールドカラーを数種試しましたが、満足のいくフラッシングは得られませんでした。
ハイピッチャーのブレードで試したところこれが限界でした。
フロントが純正、リアが自己塗装です。
やはり金属的な光沢にはならないんですよね。
またクリアを吹いてのコーティングもしない方が良いです。
塗装面が厚くなることでブレードの重量も増えますし、湾曲具合も変わってくるので本来のブレードアクションへの影響もあります。
劣化・くすみ
金銀各色同じですが通常の経時劣化による光沢の劣化、くすみは磨いてキレイにします。
水垢くらいなら指先やティッシュで擦る程度でキレイになりますが、汚れや劣化が酷いときは、やや研磨効果のあるもので軽く磨くことで回復できます。
激落ちくんが有名なメラミンスポンジか、シルバーアクセ用の磨き布が簡単手間いらずです。
他にも、塗装用コンパウンド、歯みがき粉等その手のものならなんでも使えます。
磨き方
よほど腐食が進んでなければ、軽く汚れが落ちる程度にしておくのが吉。
磨くイコール研磨なのでヤスリがけと一緒です。メッキやコーティング物は注意が必要です。
やりすぎるとゴールドブレードがシルバーブレードになります。笑
おわりに
ということでゴールドブレードが剥げたら黄色の油性ペンが今のところ一番かなと思っています。
そもそも簡単に剥げないようなゴールドブレードにして欲しいなとは思いますが。
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