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ポッパーの基本的な理解と使い方。

ポッパーは操作感が楽しくて使い出すととまらなくなりますよね。

移動距離をおさえて誘いやすいため、シーズン始めから使いやすいのはもちろんですが、活躍する場面も多くあります。

基本は好きなように奏で動かせば良いのですが、基本的なことを再理解しましょう。

ポッパー

ポッパーはカップ状の口が特徴で引くと「ポコッ」というポップ音を出すことからポッパーと言われます。

ボディサイズが60mm程度と小さめでリアフックがフェザーフックのものが一般的。

ボディが小さくても水を噛むカップのおかげでアピール力があるルアーです。

トップウォータープラグの中でもロッドワークでアクションを加えるタイプ。

その場に応じてアングラーがアクションの強弱やポップ音の味付けを調整しやすく、様々な表現が可能です。

特徴

・ポップ音によるアピール
・ピンスポットでの使用に相性がよい
・食わせやすいサイズ

前のカップで水を噛む
→音でバスに訴えかける
→泡や水流をまとって実体を見切らせにくい
→移動距離を抑えて誘いやすい

フロントカップとフェザーフックの抵抗で移動距離が抑えられるため、トップウォータープラグの中ではピンスポットでの使用に相性が良いルアーです。

水噛音で寄せて、小さ目のボディとフェザーフックのアピールで食わせるイメージ。

多少タックルバランスが合ってなくても、普通に動かせちゃうのも人気の理由。

専用タックルでなくても、良い時間、良い場所だけ結んで入れるということがしやすいルアーのひとつです。

ポッパーのサイズ
上からポップR-P60、ポップンイメージJrヒロチューン、POP-X、チャグペッパーJr

ポッパーは主に3つの音を組み合わせてバスにアピールします。

①スプラッシュ音
ピシャッっと水飛沫をまえに飛ばす音

②ポップ音
ポコッっと空気をかみつぶすように奏でる音

③チャガー音
ボゴーッっと空気をはらんで水中を進む音

音の調整
奏でる音の強弱は状況によって調整します。

強すぎたら警戒しそうなら弱くチョピッピシャッ、濁りがあったり深場やカバー中へアピールしたいなら強めにボコッなど。

分類

大きく二つにわけられます。

①垂直浮き系と言われるもの。

チャグペッパーの浮き姿勢
左:チャグペッパーJr 右:チャグペッパー

活性が低いときやピンポイントの釣りに。水温の上がりきらない時期やプレッシャーの高いときにカバーのまわりでポーズを長くとり、ルアーを移動させずに誘うときに使いやすいタイプ。

ピクピクと波紋を出す使い方にも向いています。

②いわゆる斜め浮きなもの。

ポップR・ポップンイメージJr・ポップXの浮き姿勢
左:ポップR-P60 中:ポップンイメージJrヒロチューン 右:POP-X

ピンポイントでのスローな誘いから連続した横方向の釣りまで幅広く使えるタイプ

首振りもさせやすく、最も売られているタイプ。

実際の使用時にはラインの抵抗でもう少し傾きます。

使い方

音色と強弱を使い分け、そのときどきのリズムを見つけていくのが楽しみの一つ。

また、ピンスポットで首振りをさせたり、波紋を立てる程度にトゥイッチしてポーズで待ったりと幅広い使い方ができます。

基本はありますが、動かしてるだけで楽しいアーです。

アクションの基本は、

①連続したポップ
ロッドティップを下向きに構え、20㎝程度ずつトゥイッチするようにアクションを加えます。

すぐにロッドティップを戻してスラックラインを出し、これを連続して行っていきます。

線で釣るような、スピーディーに釣っていくときに有効。

②ポップ&ポーズ
カバー横などをピンポイントで狙うときなど、着水後波紋が消える程度待った後、小さなロッドワークでポコッっと音を出します。

やはりポッパーが動きすぎないようにすぐにティップを戻して、また波紋が消える程度待ち、再度アクション。

よりロングステイな使い方も有効で、待つときは1分近く待つときも。

活性が低かったり、高プレッシャー又は水深や濁りのある場所では、この待つ間が重要になってきます。

③波紋
ポッパーとはいえ音を立てず、カップの抵抗を生かして移動距離を抑え、僅かに揺らして波紋だけ立たせます。

警戒心の強い魚を焦らしきる使い方です。

流れがあるような場合では、水面でピクピクさせながら岸に向かってドリフトさせていくと、バスが堪らず飛び出すことも。

④リアクション狙い
特殊な使い方ですが、カバー横に着水させ、すぐに連続トゥイッチでパニックアクションのように1~2mを一気に引ききってしまいます。

その後、春先ならピタッとポーズを入れたり、ハイシーズンなら引ききって次のキャストに移ったり、状況によって止める間は使い分けます。

活性の高いバスや、カバー周りに浮いているバスのリアクションバイトを狙うイメージ。

タックル

使うポッパーのウエイトにもよりますが、一般的なものならだいたい7g~10g程度なのでライト目なベイトタックルが扱いやすくなります。

私は6フィートのLアクションや、6.3フィートのMLアクションのロッドで使うことが多いです。

ラインに重みがあると長距離を引くときにラインが沈み込んで良いポップ音が出しにくくなるので、拘るんであればナイロンラインやPEラインがベスト。

基本的に着水点への正確なキャスティングを優先しますが、広範囲に釣るような場合には距離を投げられる6.6フィート程度の長めの竿のほうが良いでしょう。

おわりに

実釣能力もさることながら、動かしててかなり楽しいルアーの一つ。

シーズン中の朝マズメ、まだ辺りが静かな頃に、ショアラインのベジテーションカバー周りとかでポコッピシャッとかやるの想像するとたまらないですね。

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