これね。なんかずっと心の隅にモヤモヤしてたんですよ。
使ってる人多いしどうなんだろうって。
ただ、タックルはドカット一つにまとめるスタイルでやっていたので、買っても有効な利用方法は思いつかない状態だったんですね。
なかなか良いお値段しますし。
でも、あまりにも長いこと気になってたんで、もう買って後悔しようと。
いっちゃいました。
というわけでドカット派の私から見た、バーサス3078をレンタルボートで使ってみた感想について書いてみたいと思います。
結論、優秀なフロントボックスとして活躍しています。
運搬の労力とボート上のスペースに余裕があるときは、上手に使うと便利で楽しいです。
コンパクトなバーサス3070と、大容量なバーサス3080。その間をとったサイズなのが3078。
中途半端とも評される容量とサイズですが、上手く生かせる人にとっては便利なボックスになります。
購入理由
みんな持ってるから使ってみたかった。
ホント純粋にこれで。
桟橋で眺めてると使ってる人多いんだもの。
ただ、近頃スピナーベイトの使用頻度が増えていたので、スピナベラックは便利そうと思いました。
使用感インプレ
正直なところ買って満足するオサレアイテム的な予感もありました。
もちろん適切なタックルの量は状況によってもかなり増減します。
タックルはドカット1つにまとめる派だった私的には「思ったより入らないな…。」というのが正直な印象です。
いや、まあわかってたんですけどね。
本気で詰め込もうと思ってもドカットの半分くらいのイメージでしょうか。
ただ正味、1日に使うルアーで考えたらこれだけの容量があれば十分です。
でも何が起こるかわからないからある程度備えておきたい量ってあるじゃないですか。
入れっぱなし安心容量っていうか、常備量っていうか。
よほど釣りが絞れてれば別ですが、タックル4~6本くらいのレンタルボート釣行で考えると、やはりドカット4700くらいの容量が丁度よかったんですよね。
なのでタックルをバーサス3078にまとめるというのは最初から考えてませんでした。
ドカットはドカットで、椅子として絶対手放したくないですし。
まだ模索中ですが、ドカットは深さがある分出し入れに面倒なときがあるので、
ドカットの中から時期的に使用頻度の高いものや、新たに試したいものとかだけを取り出しやすく忘れにくいように、バーサス3078に入れてフロントデッキに置いておくのが今のところの使い方。
このとき、プライヤーやハサミを横に立てておけるのは便利です。
その分ドカットの中身に余裕ができました。
余裕ができた分また詰め込まないといいんですが…。
バーサス3078はなまじ容量がないからこそ、優秀なフロントボックス的立ち位置で生かしていきたいと考えてます。
フロントデッキに置いておく箱としては有能です。
深さがないので入っているものが全体に見やすい。
なので出し入れはもちろんですが、その日の釣りに飽きたら試してみようかって放り込んどいたルアーを、すっかり忘れて帰ってくることはなくなりました。
【どうかなってところ】
・運搬効率は悪い
・上蓋がワームプルーフではない
・ブリスターパックが入れにくい
当たり前ですが1荷物増えるので、レンタルボートの荷物の運搬を考えると確実に片手一回分塞がります。
上蓋がワームプルーフではないことに注意が必要です。
ワームが長時間接触していると溶けてしまう素材なので、上段にワームを入れる場合にはパッケージごと又は別ケースに入れた上で収納する必要があります。
あとブリスターパック系の収納はモノによっては上手く入りません。
パッケージの大きなものは、斜めにして入れたりパッケージをカットする等の工夫が必要になってきます。
有効な利用法
容量を求めるよりも、出し入れのし易さと全体の把握しやすさを生かすのが有効な利用法じゃないかと思います。
ボート上に置いてあると、
ドカット→イスにもなるし大容量でとにかく入る。かわりに下のほうにあるものは出し入れが面倒。
バーサス3078→容量は入らないけど出し入れのしやすさに優れる。
なので、上手く入れ分ける方向で模索しています。
完全に小物入れにしてしまうとか、特定のルアー用ボックスにするとか、用途を絞った使用も良いかもしれません。
おわりに
楽しい釣りを形作る気分的スパイスとして有りでした。
中途半端な容量であるがゆえに、生かし方を考えて上手に使いたいですね。
【良かったところ】
・出し入れのしやすさ
・気分的に楽しい
・忘れにくい