昔からやっている人にとってはわりとみんな知ってる、というか懐かしさを覚える人も多いんじゃないでしょうか。
デビルズクロー。
今や聞かなくなりましたが、92年頃によく使ってました。
当時はワームのバラ売りなんかもよくされてた時代で、あまり何も考えずに買ってきて使ってたんですよね。
自分の知る限りですが、今でいうシュリンプ系ワームのはしりはデビルズクローなんじゃないかなって思ってます。
「悪魔の爪」っていう名の通り、いわゆる手を表現したとも言えるデザイン。
悪魔の手が4本なのかどうかはわかりませんが…。
デビルズクロー
・オリジナル デビルズクロー
・オリジナルのポッドポケットモデル
・バンビーノ
の3種類あります。
オリジナルサイズは12.5cm約6g。
バンビーノは9cm約3g。
ポッドポケットモデルは、オリジナルサイズのボディの凸凹の一つが中空になっていて、そこにラトル入りのプラスチックボールを入れられる設計になっていました。
パッケージ裏にもあるように様々な使い方ができるデザインです。
ジグヘッドやキャロライナの具としてダートアクションを生かしたり、ジグのトレーラーにしたり、テキサスリグで使ったり。
スピナーベイトのトレーラーにするときは、縦刺しにするとシャッドライクな雰囲気も出せます。
製造元のChaparral Baitsは、今現在はHPも開けなくなっているので存在しているかどうかは不明。
デザイナーはDennis K Hoyさんという人らしい。
インプレ
当時はオリジナルもバンビーノも何も考えずにテキサスリグで使って釣れていました。
特にバンビーノは小バスの多い野池でも大活躍。
パッケージにscentedの文字がありますが、とりたてて何かの匂いがするわけじゃなく。昔のワーム臭がガンガンして懐かしい。
今考えると、オリジナルサイズの方が長い分だけデロンとした艶めかしいアクションが出て、撃ちモノに使うには良さげ。もちろんこのデザインなのでスリヌケも〇。
フックサイズはTNSオフセットで合わせると、
オリジナル#3/0
バンビーノ#1/0 くらいで丁度。
久々にリグってショアラインを撃ってみたら小バスが反応してくれました。
バンビーノの方は短い分だけ張りが出てプルッとした感じがします。
おわりに
デビルズクローに限った話ではないですが、昔釣れたルアーやメソッドって別に今でも釣れるんですよね。
懐古的な存在になってますが、久々に使ってみたら思いのほかデロンとした存在感が良さげでした。
あと、名前の響きは個人的に好きです。
コメントを残す