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3.5″ヤマタヌキ。ゲーリーヤマタヌキの3.5インチ版、通称「デカタヌキ」。使用インプレ。


3.5インチヤマタヌキは、ゲーリーヤマモト ヤマタヌキのサイズアップバージョン。

通称「デカタヌキ」。

2.5インチヤマタヌキと3.5インチヤマタヌキ
奥:2.5インチ5.3g 手前:3.5インチ16g

2.5インチヤマタヌキは可愛さや愛嬌的な何かもあった気がします。

比べると、デカタヌキは成長して親タヌキになった分、可愛げない親父になりやがって…という感じも。

1インチアップとはいえ約16gは手にとるとかなりの重量感、バルキー感。

ヘビータックルで扱う範疇ですね。

近頃はずんぐりむっくりシルエットの高比重系、というより高重量系ワーム、流行ってますが、

カバースキャット3.5インチとサイズ・重量ともに同程度になっているので、どうしても意識してしまいます。

デカタヌキのスペックと重さについて

3.5インチヤマタヌキパッケージ画像
3.5inヤマタヌキ 341 DK BRWN BLUE/GILL

全長 : 3.5インチ
自重 : 約16g
カラー:12 colors
1パック:8本入り

カラー等詳しくは公式のリリースページへ。

サイズ的には3.5インチ、センチにすると約9㎝。

デカタヌキのサイズ計測画像

デカタヌキの重さは約16g。

イモ60で8g、ファットイカで11g程ですから、このサイズにしてかなりの高重量なことがわかります。

4インチヤマセンコーが約7gなので、2本プラスアルファの重量ってことですね。

やはりそれだけファットでバルキーな仕上がりということ。

デカタヌキとカバースキャット3.5inの重量計測画像
左:デカタヌキ 右:カバースキャット3.5in

だいたい同重量・同サイズのカバースキャット3.5インチと比べてみました。

ボディの長さも重量もほぼ同じですが、比較すると中央に寄ってるボリュームが大きいことがわかります。

カバースキャット3.5とデカタヌキの比較画像
上:カバースキャット3.5in 下:デカタヌキ

あとは形状がいわゆるイモ型ではなくテールの存在があるので、テールアクションが違いになってきそうです。

加えて、2.5インチヤマタヌキ同様、ボディの上下にフックスリットが入っています。

デカタヌキの頭と尻尾の画像
デカタヌキの頭とシッポ

このスリットはやはりけっこう深く入っていて、バルキーが故にこのフックスリットの存在がフッキング率に貢献するはず。

タヌキテールは同様。パドルテールよりかなり控えめで、ピンテールより存在感があるこのタヌキテールが他との大きな違い。

デカタヌキ断面図
塩たっぷり安心のゲーリーマテリアル

ヤマタヌキ自体は万能系ワームとして設計されていますが、この自重を生かしたノーシンカーがメインになるのは間違いなさそうですね。

高重量系ワームのバリエーションのひとつとして試す価値はあるんじゃないでしょうか。

デカタヌキのフックサイズ

デカタヌキフックセット画像
TNSオフセット フックセット例

メーカー推奨は、スゴイフック#4/0 又は#5/0。

うちにはスゴイフックが#2/0までしかなかったので、TNSオフセットで試してみました。

TNSオフセットだと#5/0で丁度いいですね。

#4/0だと若干キツさも感じますが、上下のスリットのおかげでへこみ幅が出るので、なんとかいけそうでもあります。

使ってみたインプレ

とりあえずノーシンカーで投げてみました。

タックルは高比重系ノーシンカーやカバー周りでのバックスライドに使うようなタックルがそのまま相性がよさげ。

もちろんフィールドによりますが、今回は610のMHに14lbフロロの組み合わせで快適に扱えました。

この形状と重量なので気持ちよく飛びます。

ただテールのせいか飛行中に姿勢が崩れて回ってしまうときはあります。気にするほどじゃないですけど。

重心がちがうってけっこう違いでるものですね。

飛びだけなら後方重心のカバースキャットのほうが断然上。

でもその分形状のせいか、着水がドプォォォン!となりにくかったり、操作感もややソフトな気がしました。

フォールは水平姿勢になりやすいし、トゥイッチ等で頭が上ずったあとは若干キックバックする感じ。

シッポはボディに続いて弱くプルッと動くだけの強すぎないアクション。

やはりゲーリー素材なので、わりと脆さはあります。

絡まりやすい枝系カバーとかでガシガシバシバシやるもんじゃないですね…。

もちろんトゥイッチ&フォールもいけそうです。

とはいえ、カバースキャットで流行ったようなディープを這わせてのトゥイッチ&フォールで食わすような釣りはよほどスポットが絞れてないとやりきれません。

ショアラインに落とすだけで水平フォールでよく誘ってくれます。

普通にカバー回りに落としてフォールからの誘いで食わせたり、

ゴロタ場やハードボトム、沈みものに絡めたズル引きやスタック外しでの使用がメインになりそうです。

個人的には、この重量とはいえ特にカバーに入れるとかじゃなくて、ライトカバー周りぐらいまでの距離をとったアプローチでのフォールの釣りや、複雑なボトムでの釣りがヘビータックルでやりやすいよっていうイメージ。

あくまでマルチに使えるワームのこのサイズこの重量ってことかなって感じました。

フリーリグとも相性が良さそうです。

公式動画

公式の紹介動画はこちら。

おわりに

1インチアップとはいえ、思った以上にデカくなってたって印象のデカタヌキ。

カバスキャ等、他の高重量系ワームとのちがいは

・ゲーリーマテリアル
・シッポを含めたシルエットデザイン


でしょうか。

ゲーリーマテリアルはもとよりですが、重心位置とアクション時に尻尾がボヨンとなるところに違いを感じます。

ゲーリーの高重量系ワームとしてアリだと思いますが、こうなってくると3インチママタヌキが出るのかどうか気になりましたね。

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■2.5インチヤマタヌキについてはこちら■

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