元々は釣り用品ではなかったにも関わらず、イスにもなる頑丈さからタックルボックスとしてかなりメジャーになったドカット。
リングスターのドカットシリーズには以下の3サイズがあります。
・D-5000(大)
・D-4700(中)
・D-4500(小)
中でも、使用のバランスが良く最も使われているのがD-4700サイズかと思います。
私もスタンダードな赤色のD-4700モデルを愛用しています。
今回はタックルボックスとしてルアーやアイテムを収納したら、実際にどれくらいの収納ができるかを見ていきます。
購入を迷われている方に向けて使用イメージをお伝えできればと思います。
容量とサイズ


容量ですが、リングスターの製品ページによると、
数字だとなかなか解りにくいですね。
実際の使用でどのくらい入るのでしょうか。

バカッと開けてこれだけ入ってました。
まだ余力があります。
私はオカッパリからレンタルボート、人のバックシート等、その時々で釣りのスタンスが変わりやすいので、できるだけ小分けにしてまとめて、出し入れが効くようになってるスタイルです。

ちなみにバーサスの3010NDMが縦置きで6個、マルチケースLLを平置きで8個4段入れて、ダイワのランカースケールを挟んでぴったり中皿がはまります。
なかなかの収納力です。
中皿スペース

付属の仕切りを入れて以下のように整理しています。
・右側(約1/3): プライヤー、ハサミ類、日焼け止め等雑多な小物。
・左側(約2/3): フック、シンカー類。
リューギのフックケースやメイホーの小物ケースVS-320等が、横向きにしても余裕をもって入ります。

うまく段差を調整すると二つ折りの小物ケースを開いたまま入れておくこともできます。
私はメタルバイブ入れにしていますが、メイホーのルアーケースSは横幅ぴったり。

ちなみにマルチケースFやルアーケースFだと横幅ビタビタピッタリで3段置けます。
小物類が多い方はこの辺を上手く使うだけでも、けっこうシステマチックに収納できるのではないでしょうか。
よく使うルアーをちょっと置いておいたり、使い終わったあとのルアー類を放り込んでおいて乾かすのに少し余裕をもたせてあります。
下段スペース

下段は、ジャンルごとに整理しています。
・右側: バーサスの3010NDM(ハードルアー用)で4つ+ブリスターパックのワーム類。
・左側: ジャンル別に定番化したワーム類や小物を、平置きで重ねる形で。

ジグ箱とかスモラバ箱とか、そんな感じですね。
その上にスピナべケース、時期モノルアーケース、その他ワーム類、予備のリール、ラインから回収機まで、どちゃっと乗ります。
マルチケースLLを6個3段置いた上にまだ余裕があります。

性格がら各ジャンルバランスよくまとめてるつもりなんですが、実際これだけ入ると結構な量になります。
インプレ

好きな釣りで通したいと思いつつ、どうしても対応力を捨てきれずに荷物が多くなるんですよね。
朝結んだものが帰りまでついてたりすることもよくあるんですが…。

感覚的な話ですが、タックル4、5本でどれだけ可能性を考えても1日やってまあまず大丈夫でしょうと感じる収納力がドカット4700で丁度でした。
ドカットは3サイズありますが、4500は小さいし5000は大きいけどもスペースと持ち運びに少しキツいっていう。
一番汎用性があって幅広く使える4700がやっぱり丁度良い。
そして頑丈さとなによりイス代わりになる点もハズせません。
キャスティングシートがあったとしても、桟橋で休むときやバックシートに乗るとき等に活躍します。

蓋がどちらからでも開けられるのもなにげに便利です。
でもそれ以上に蓋を外せることが強いですね。濡れたものを入れたり、雨水が入ったあとに乾かすのが楽です。
おわりに

タックルボックスとして十分な容量があり、頑丈なイスにもなるドカット。
釣りのスタイルは人それぞれですが、D-4700は買って損することのない万能サイズ。
仮にタックルボックスとして使わなくなっても、便利な収納ボックスとして活躍します。
以上参考になれば幸いです。
幅 : 465mm
奥行: 333mm
高さ: 322mm
容量: 約27L