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バス釣りで必要な水温計はどれ?おすすめは「接触式」!

水温は、魚の活性や行動パターンを知る上で非常に重要な指標です。

人が気温に左右されるように、魚も水温によって大きく動きが変わります。

そんな貴重な情報を、わずかな出費で得られる「水温計」は、バス釣りにおいてコスパの良いアイテムの一つ。

これまでいろいろと試してきた中で、結局たどり着いたのは「一番シンプルで安価なアナログ式」。

今回は、実際に使ってきた水温計をメリット・デメリットとともに紹介しながら、おすすめのタイプを解説していきます。

スミス社の水温計(接触式・アナログ)

スミス社の水温計
よくあるガラス製の水温系で割れないようにケースに入っているものです。

一番シンプルで単純な、昔ながらの接触式液体封入ガラス温度計です。

[メリット]
・小型で携帯しやすい
・安価で手に入りやすい
・表層からボトムまで計測可能
・ラインに結べば高所からでも使用可
・電池不要で長寿命

[デメリット]
・数値が変化しやすく、すぐに確認が必要
・目盛りが小さく読みづらいことも

結局総合力ではこの手のモノが一番だと思いました。

高い足場でも、ラインに結んだり、ルアーに引っかけて沈めれば、狙ったレンジの水温を計測できます。

表水温ならフックに掛けてちょいと垂らすのが、かがまないので足腰にも優しく、ふいに胸ポケットのモノも落とさないので安心。

ただし水温計そのものを落とさないように注意が必要です。

タニタ デジタル温度計 TT-533(接触式・デジタル)

タニタデジタル温度計TT-533
タニタデジタル温度計TT-533

料理用としても人気の、防滴仕様デジタル温度計。見た目もおしゃれ。

[メリット]
・ホールド機能付きで数値が見やすい
・写真に水温をはっきり写したいときに便利
・キッチンでも併用可能

[デメリット]
・手が水面に届く必要がある
・計測は表層のみ
・収納性にやや難あり(全長約20cm)

数値の見やすさが最大の魅力。

表示をSNSで水温を共有したいときなどに重宝します。

カラーバリエーションも豊富で、釣り道具としても映えます。

ただし、持ち歩きには少し長くてかさばる印象。計測の手間はアナログとほぼ同じです。

AND 防水仕様赤外線放射温度計 AD-5617WP(非接触式)

非接触式水温計
パッケージ横に使用用途として「水面」とは書いてあるが・・

触れずに計れる非接触式の温度計です。パッケージには「水面」への使用が記載されていますが、実際は…。

[メリット]
・非接触で即測定可能
・コンパクトで軽量
・水に浸ける必要がない

[デメリット]
・測れるのは表面温度のみ
・精度に不安(±2.5℃)
・水面直上での測定が必須
・複数回測定しないと信頼性が低い

おそらくフィールドの水温を計るという使い方には向かないんじゃないかと感じたのが正直なところ。

もちろん行くフィールドにもよります。

非接触でボタンを押してすぐ計れるとはいえ、水面近くまで手を伸ばして測定する必要があり、かえって手間がかかります。

距離(D):測定範囲(S)が1:1なので水面から離れるほど誤差が大きくなるからです。

さらに、センサーの視野範囲にゴミや油分、複数の物体があると数値のズレがけっこう出て、正確性に疑いが出ます。

なので、かなり水面に近づけて複数回の計測をする必要がありました。

±2.5度の精度も釣り場の水温を気にするような状況ではちょっと大きすぎるかなと。

結論:アナログ接触式が総合的におすすめ

よくあるガラス製接触式がおすすめ

高い足場の水辺

特に足場が高い場所での釣りでは、ラインに結んで落とせるガラス製のアナログ式が圧倒的に便利です。

低価格で自由度が高く、持ち運びもしやすいのが魅力。

唯一の弱点は「目盛りの読みづらさ」ですが、慣れてしまえばそれほど苦になりません。

沈めればボトムの水温まで計れるので、釣り場での情報収集力がグッと上がります。

非接触式水温計は慎重に選ぶべき

一見便利そうだなって思ってしまいがちですが、私の場合は合わなかったです。

好みは人それぞれですが、自分の釣りスタイルに合うかどうか、慎重に見極めましょう。

特に測定範囲に他のモノが入ったり、油やゴミが浮いてると計測値がかなりズレました。

精度については、スミスもタニタも±1℃程度あるようです。

同じ箇所で計ると2つとも±0.5度内で同じ温度を指す一方、非接触式は1.2~2℃の誤差が出てました。

非接触式で計測値の正確性を出そうとすると計測回数がいりましたし、そのため結局時間がかかるという印象。

環境や使い方によりますが、信頼足る数字を出すのにそこそこ手間と時間がかかる上、お値段が張ったなーというのが正直な感想です。

水温が気になるとき

特にシビアな状況で、「水温がヒントになる」場面は多いです。

たとえば:

  • 季節の変わり目の釣行
  • 雨後の急な水温変化
  • 同じフィールド内でのエリアごとの水温差

釣りに悩んだ時、手元に水温計があると即座に状況を判断できます。

なのである程度の正確性を重視してしまいますね。

水温計小物ボックス収納

ちなみに水温計は小物ケースに入れてレンタルボートのときでも必ず積んでいます。

ボートでもエリア間の水温差にあまりに乖離があるときとか、魚探の水温センサーの故障を疑ってしまうことがあります。

アナログの水温計ひとつボックスに入っていると、すぐ真偽を確認できますし、実際にセンサー故障のときも対応が効きます。

おわりに

水温は、釣りの戦略を決めるうえで非常に重要な情報です。

記録や振り返りにも水温データがあるだけで、情報の価値がぐっと高まります。

最初の1本として選ぶなら、アナログな接触式をおすすめします。

信頼性・携帯性・使い勝手すべてにおいてバランスが取れており、非常にコスパの高い選択です。

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