※当サイトの記事では、商品・サービスの紹介にアフィリエイト広告を利用しています。
スポンサーリンク

ゲーリーヤマモト「2.5″エビタヌキ」使用インプレッション。

エビタヌキは、

2.5″ ヤマタヌキ
3.5″ ヤマタヌキ(デカタヌキ)
2.5″ ウキタヌキ

に続いてのタヌキシリーズ4作目。

2024年冬、リリースされました。

ウキタヌキとエビタヌキは、ヤバイブランドからのリリースです。

ヤバイブランドは、河辺裕和さんがプロデュースする「見てワクワク、使って楽しい、釣って楽しい」がコンセプトのルアーブランドです。

2.5″ エビタヌキ

エビタヌキ #002グリーンパンプキン/ブルーフレーク

重さ:約5.5g
推奨フック:スゴイフック#1/0~2/0
素材:高比重ソルティマテリアル

エビタヌキは、エビシルエットを意識したテールと、逆刺しを考えたボディ設計でバックスライドでの使用にも答えてくれるのが特徴です。

エビタヌキ断面

安心と信頼の塩ミチミチ ゲーリーマテリアルです。

インプレ

将監川の岸辺のカバー周りで遊んできました。

眺めていると、形状がボーマーベイトっぽいなと思いました。使用感は昔あったイカ4インチの再来。そんな印象を受けます。

このサイズ感ですから、Lクラスのスピニングタックルでの使用が合います。

使用タックル

ロッド WSS-61L
リール 12レアニウム2500
ライン PE1号+リーダーフロロ8lb

2.5″ ヤマタヌキと同程度の重量があるので、このくらいのセッティングが丁度良く感じました。

Lクラスのスピニング又はベイトフィネスタックルであればベイトでも快適に扱えそうです。

せっかくだからバックスライドで使いたいところ。

バックスライドセッティングだと潜行角は着水角度やラインセッティングにもよりますが、着底点をイメージしやすい45°系。

TNSオフセット#1/0
TNSオフセット#2/0

フックはTNSオフセットで使用しました。

#1/0で扱うと丁度よい感じ。#2/0も背負えます。#1/0のほうが重心が中央に寄るためかスライド幅が若干伸びる気がします。

バンク際のライトカバー周りでPEセッティングで扱うと、ラインがスーッと水中に入っていくのを眺めながら着底したらリフトしてまたスーッ…

違和感を感じてのフッキング。

やりだすと楽しくなっちゃいますね。

このサイズ感でゲーリー素材でバックスライドですから、大小問わず釣れてくれます。

ボディ強度はやはり弱めで一匹釣るたびに千切れたり飛んだりしますが、そこは釣果とトレードオフと考えれば仕方のないところ。

4本のテールは開封時には繋がっていて、お好みで自在に割れます。

リフトのときの抵抗になるので個人的には4本バラバラが使用感としては好みです。

ノーブランド品
¥1,368 (2025/08/17 06:29:30時点 Amazon調べ-詳細)

名前について

エビタヌキ パッケージ

一つのルアー名の中に、甲殻類のエビと哺乳類のタヌキ、2つの生き物の名前が入っているのは珍しい類。

他に思いつくところだとノリーズのエビガエルくらいでしょうか。

ルアーに限らなければウナギイヌなんかもそうですね。

これらはエビ形状のフロッグであったり、ウナギっぽいイヌであったり、前半が装飾で後半が本体を表しています。

そう考えるとエビタヌキもエビっぽいタヌキ、ということになります。

ここで、にもかかわらずタヌキシリーズを象徴するタヌキテールが無いっていう大いなる矛盾にぶつかります。

実際リリースされた後にボート桟橋でも知人からも聞こえてきたのはタヌキへの疑問の声。

「タヌキってなんなの?」
「エビタヌキってタヌキなの?」
「タヌキテールじゃないのになんでタヌキなの?」

そう、これまで全て特徴的なタヌキテールを売りに展開してきたタヌキシリーズなだけに、なぜこのワームにタヌキの名前が付いているのか理解が追い付かない人が多くいました。

売るためにタヌキの名前を付けた説や、何にも考えてない説が浮上し、まあそんなところかなと納得しかけました。

しかしよく考えてみれば、天下のゲーリーがいやいやそんなことをする訳がありません。

むしろこの論争を巻き起こすことに狙いがある、またはこれは河辺氏からユーザーへの、タヌキの何たるかという真意的な問い掛けではないのかと…。

そう考えるとエビタヌキの発売によってヤマタヌキがこれまで訴えてきた “今までに無い特徴的YAMATANUKIテール” という主張が否定されてしまうわけですが、

そこで、4作に共通し、かつ特徴的なもう一つの機構としてスリットがあることに気が付きます。

ではゲーリーヤマモトが定義するタヌキとは、ボディ又はこのスリットのことを指すことになるのでしょうか…。

しかし、ヌキバグのようにタヌキボディ、スリットを持つワームが登場していることを考えると、タヌキオリジナルというわけでもなさそう。

エビタヌキの発売は、イコールタヌキという定義や秩序の崩壊を示していて、これがタヌキシリーズの終焉を示すメッセージでないことを祈るばかりです。

おわりに

ゲーリーでバックスライドといえば信頼と実績のイカシリーズですが、信頼の釣果の代わりに、スカートの装着が手作業ということもあってどうしてもお値段が張ってしまうところがありました。

比較するとエビタヌキはだいぶお安く、ゲーリー素材でのバックスライドの釣りを楽しめます。

ノーブランド品
¥1,368 (2025/08/17 06:29:30時点 Amazon調べ-詳細)
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA