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ダイワ「カバージグSS」。使用インプレッション。

リーズナブルなお値段で人気のダイワのカバージグSS。

垂直に落ちやすいバランスのヘッドに、信頼の大き目サクサスフック。

ややコンパクトで使いやすいジグですが、

モノによってブラシガードの強さがかなり違うので、気を付ける必要があります。

ダイワ・カバージグSS

サイズ:6g/8g/10g/14g

メーカー製品ページはこちら。

・前方重心のヘッド形状
・大き目サクサスフック
・本数少なめのブラシガード

真っ直ぐ落ちるように重量をヘッド前方に集中させ、トレーラーキーパーもワイヤーのみになっています。

ボトムでの姿勢が安定しやすいヘッドデザインで、スカートはやや薄目。

ブラシガードはウエイトによって10~16本程。この本数は、カバージグとしてはかなり少ない方です。

これは強めなブラシガードにして本数を少なくした方が、フッキング時にブラシガードがフックポイントを覆ってしまう確率が下がるという考えから。

ブラシガード

よく見るとブラシガードの太さが違います。

相当数買いました。

同じパッケージでも、ブラシガードが柔らかいものとバリカタのものの2種類あります。

始めはこの硬さの違いって製造時期によるのかと思ったんです。22年に0.1mm細いブラシにマイナーチェンジしたらしい話も目にしたので。(こちら)

23年の10月時点で、自分でもカスタマーセンターに問い合わせてみたところ、「製造ロットによっての違いがあり、仕様で設けてある幅の中での差」とのことでした。

今後も硬いものと柔らかいものが混じる可能性が高いということなので、使う前に気にする必要があります。

実際に計測してみたところ、柔らかいモノは平均0.5mm程のブラシで、バリカタのモノは平均0.6mm程のブラシガードになっていました。(バラつきはあります。)

どうやらおおよそ0.1mmの違いが硬さの違いを生んでいるよう。

ダイワが許している幅なのかもしれませんが、この差は使用感としてかなりの違いが出ます。

インプレ

ブラシガードの硬いものと柔らかいものはかなり違うので別に考えたほうが良いですね。

硬いものはホントに硬い。

非常に雑な方法ですが、いくつかのジグと一緒にフックポイントが出る直前までハカリに押し付けて比べてみました。

ケイテックモデルⅠ約25g
カバージグSS(柔)約35g
o.s.pゼロワンジグ約50g
EGキャスティングジグ約70g
カバージグSS(硬)約100g

これ、手感覚なので誤差も大きいです。全て3/8ozモデルでの袋出しノーチューン状態での計測なので参考に。

とはいえ、ざっとこのくらいの差が出ました。

ブラシガードの硬さがかなり違うことがわかるかと思います。

硬い方が本来のカバージグSS。ダイワ製品ページでも“ブラシガードは1本1本を太めに設定しているため、写真のように開いて使うのがオススメ。”とアナウンスされています。

正直、開かずそのまま使うには硬すぎる印象。フッキングが心配になるレベルでバリカタ。

なので、アフター時期等、噛み込む力がない時期には気を付けないといけません。

個人的に好きなのは柔らかいほう。

柔らかい方は、本数の少なさも手伝ってかなり弱いので、ライトカバーくらいまででフッキング重視で使うのに向いています。

もともとこのヘッド、ガチのカバーゲームには向かないと感じていました。

パッケージには難攻不落のカバーにとありますが…。

ゴミや流木の吹き溜まりのように、密に覆い被さるタイプのカバーでは、どうしても回収時にヘッドの挟まりやすさを感じるのです。

文字通り難攻不落なんてカバーでのすり抜けに関しては、ケイテックのモデルⅠやゼロワンジグなど、細身ヘッドのジグの方がやはり優秀。

なのでカバージグSSは、柔らかガードの個体を掛かり重視の使い方が丁度良いと感じます。

根掛かりはロッドワークで躱しきれる距離で、太軸すぎないサクサスフックの刺さりが生きるように使うには、とってもいいジグ。

個人的には冬春のオープンウォーター~ライトカバー周り。

ジグストメインに使うのがフッキング性能が生きるシチュエーション。

フックが大き目なのでピッグダディなんかをトレーラーにしてもフッキングの邪魔になりません。

前方重心なので、ヘッドを大きく揺らしたいようなときにも合います。

おわりに

2023年、身のまわりで良く耳にしたのが売ってない問題。

そう、近隣のお店に全然入ってこなくなってました。

カスタマーセンターに聞いてみても年内は生産の予定ありませんと。

正直、この出来で店売り600円程度だったので、利益率は低いのかもしれません。もしくは、ある程度注文が溜まってから作るのでしょうか。

メーカーのうたい文句にある「難攻不落のカバーを攻略する」は個人的には言いすぎな印象も受けるカバージグSSですが、

弱めガードと大きめサクサスフックによる掛かりの安心感はなかなか他にはないものです。

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