キッケルウォーカーが大きくなりました。
キッケルウォーカーのスキッピングの伸びの安定感とフロッグ的なデザイン、ラバーの存在は魅力的でした。
なので大きくなったらより中空フロッグに近い使用感で、かつエラストマートップ系の吸い込みフッキング能力の合算を期待したところです。
丁度そのポジションにタニーフロッグが入ってきたのとほぼ同時期に発売されたので、これはこれで楽しみでした。
比べるとタニーフロッグオリジナルモデル(約9g)より重量はやや重く、フックサイズも5/0推奨。

| サイズ | 55mm 10.3g |
| 推奨フック | WOS#5/0 |
鼻先喉元にフックを刺して抜く目印のような凹みがあります。
TNSオフセットの#5/0でこのガイド通りにセットすると、ゲイブがお尻をオーバーしてしまいます。
なので早めに抜いてクランク部を前めにフックセットすると納まる感じ。

正味、5/0は大きいなと感じます。
フックサイズの割にボディがちょっと弱い感じを受けます。

使用感は、重量があるのでMHクラスのフロッグタックルで飛ばしていけます。
上手くいくと左右にスライド幅もでて気持ちいいですが、アクションを考えたらMくらいが良いスライドは出しやすそう。
ただ気持ちよく水面でスケーティングを続けるには神経を使います。

だいぶ低浮力でほぼ沈で浮くのと、細身ボディ。
やはりウエイトをフックに依存するのでバランス取りは難しいのでしょう。
すこしでも流れがあってラインを引かれたり、さざ波だっていたりすると丁寧に動かさないとすぐ潜るし回ります。
なのでちゃんと水面で動かしきりたい派な方はPE直結が良いですね。

ライトカバーくらいまでで、水面が穏やかなときにネチるのには良いと思います。
フックは強いですがカバーゲームには物足りなさも。
5/0サイズだとクランク部が大きく出るせいか枝を超えるときにクルッと回ってフックがサクッといきます。
そしてTNSオフセットのシャンクが真っ直ぐ目で元々ズレやすいのもありますが、フックポイントの始末には困ります。
野良ネズミのように硬さのある素材ではないのでフックがズレやすく、かといってタニーフロッグのようにフックポイントを抑える凸凹もないので固定もしにくい。
カバーを釣るなら薄くちょっとだけ背中を引っ掛けてフックポイントを固定したいところですがこれがかなり手間暇がかかります。

ラバーの長さがあるので、ステイでフワフワするのは良いところ。
それを生かす意味でもゆっくり動かすのが良いんでしょう。
しかしこれもせっかくラバーの真ん中にコブを作ってあるタイプの止め方になっているのですが、長いが故にガサヤブカバーで使うと枝に巻き付いてラバー抜けが発生します。

ラバーがなくても元気な子は食ってくるわけですが…。
タニーフロッグはコブ無しでもラバー抜けしたことないので設計の良し悪しなのか、カバーで使うときはラバーカットすべきなのか…。

オーバーハング奥に入れ込む釣りにも、重心のせいかオリジナルモデルほどスキッピングが伸びない(キャスト技術もあります…)ところがあって、跳ね具合のコントロールには難しさがありました。
総じて、カバー周りで使い切るにはちょっと物足りない印象。

ちなみに#4/0フックで少し軽くすると丁度かと思ったのですが、沈みやすさもたいして変わらず。
ウエイトが軽くなる分不安定になってパニックアクション強めでスケーティング距離も短くなります。

強いタックルで飛ばしたりカバーに入れ込める重量は貴重ですが、カバー系で使い切るには悪いわけじゃないんですけど、痒いところに手が届かないというか完成度が一歩足りない気がしてしまいます。
入るならタニーフロッグのほうが使い勝手は良さそうです。
重量級フロッグ型エラストマーベイトはまだあまり数がないジャンルだから、どういう個性を持たせるかを突き詰めきれてないのかもしれません。
もしくは単純にキッケルウォーカーが大きくなっただけで、カバー使用はそんなに想定してないのかもしれません。

ちなみにこのMOUっていうカラーが明るくて好きなんですけど、これウシガエルカラーらしくてですね、牛のモーっていう鳴き声から由来するようです。それはわからんて(笑)













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