赤いパッケージが特徴的なzbc(zoom bait company)から発売されているリザードワーム。
アメリカではキャロライナリグの定番として根付いているらしいリザードワームですが、特にzoomのリザードは他よりも釣れるとしてzoom社の発展に寄与したと言われています。
現在zoomのリザードワームは、
と、細かくラインナップされていて、
中でも8インチモデルを指してマグナムリザードと名がついています。
さてそんな、日本ではどうにも定着しないリザード系ワーム。
なじみのなさや釣れるイメージが沸かないのか、使う人が少ないからこそ、たまに使うといいことあるかもしれません。
ちなみに「lizard」は爬虫類のトカゲを意味しています。トカゲの種類は4000種以上にのぼり、爬虫類の中で最も種類の多い生き物だそう。
自分はイモリ・ヤモリくらいの食べやすいサイズのイメージをもっていました。(ヤモリは上記のトカゲの仲間で、イモリは両生類でカエルに近いものだそう…まあここではどっちでもいいんですが…)
おススメはマグナムリザード
6インチ以下はきっと、ほかのパーツが付いたワームと同じになってしまうのか、飛びぬけた釣果差を感じたことがないんです。
もちろん普通に釣れます。
爆発力というか、釣れないときに状況を一変させるようなパワーを感じるのはやはり8インチマグナムリザード。
そこにはサイズ感故に生まれる違いがあるのではないでしょうか。
ここでいう釣れないときっていうのは、やはり濁りによる環境変化や、無風のデイタイムだったりするのですが、存在のアピールと攻撃本能を刺激するなにかがあるような気がします。
なのでどうせ使うならマグナムサイズ。
8インチと聞くとデカバス狙い的なイメージを持ちやすいですが、いやいや、キーパーサイズからビッグサイズまで幅広く平気で食ってきます。
8” MAGNUM LIZARD
Size = 8 inch
重量 = 約10g
8インチといっても実質身の部分は5インチ(約12.7cm)程しかありません。
8インチ(約20cm)になるのはテールが伸びきったときなんですね。
ボディは扁平気味なので、ワイドゲイプのオフセットフックを使うとフックポイントが出やすくなりすぎるのが気になるところ。
背中から首元にかけて曲線が下がっていくので、フックポイントを隠すのはしにくい形状です。
なので#3/0程のナローゲイプオフセットが合わせやすいと思います。
重量は10gほどあるのですが、形状がら重心がバラけるせいかキャストは風をつかんでしまいがち。
インプレ
・5つのカーリーテールによるアピール
・ボディ自体は細身で食わせやすい
・カーリーと扁平ボディが水を掴んでゆっくり水平フォール
冷静にルアーとして考えると、5つのカーリーテールとシルエットでアピールするにもかかわらず、そのボディ自体は細身で食わせやすいっていう理にかなったワームなんじゃないかって思いますね。
私は3.5g~5gのライトテキサスでのズル引きと、スイミングを混ぜたリフト&フォールでの使用がほとんどです。
特にアフター時期はキャロライナリグにしてもまわりにくく、その抵抗もあって水平にゆっくり沈んで食わせの間をつくってくれます。
イモリはバスの卵を狙うので本能で攻撃するなんて話も聞きます。
とはいえスポーニングシーズン以外でもふつうに釣れるので、普段見慣れていないルアーとしての新鮮味やアクションも効いてるんじゃないでしょうか。
リザードワームってなかなか使われるところを目にしないので、使って釣ると楽しい。
おわりに
少し濁りが入ったり、存在感やアピールを出したいような状況ではもっておくと活躍します。
あと、けっこうマジで釣れちゃうので友達を驚かすのにもいいんじゃないでしょうか。
マグナムリザードっていう名前は、人に対してもインパクトがあります。
・4インチミニリザード
・5インチリザード
・6インチリザード
・8インチマグナムリザード