普段、エレキからバッテリーまでの間に使用している延長ケーブル。
もう買ったときのことはうろ覚えなんですが…たぶんこれは5.5sqのケーブルの先に、ただ丸型端子を電工ペンチで取り付けたものです。
とくに不都合なく使えていますが、端子が見た目劣化してきたので、交換しようと思いました。
近年売られている延長ケーブルを見ると、端子の防水処理がしっかりされているものがほとんど。
なんでも、接続部のケーブルが濡れると毛細管現象により水を吸い上げ、ケーブル内部まで劣化が進み抵抗になるとのこと。
割と雨の日にも釣りしてたので気になって剥いてみたところ、どうやら無事そう。
とはいえ表面劣化ももちろん抵抗になるでしょうし、水分は防いだほうが良いのはその通りだと思います。
付け直しにあたって、収縮チューブとハンダを使用して、しっかり防水対策をしようと思いました。
・長さを揃えてニッパーで切り、被覆を剥きます。
使ってて面白いので被覆剥き工具を使用しましたが、ニッパーやカッターなどでクルクルすれば取れます。
最後にハンダで塞ぐことを考えて、端子の差し込み穴から出ないくらいの長さにしました。
・収縮チューブを通しておきます。
端子を圧着する前に、収縮チューブを通しておきます。
余裕を見たサイズが扱いやすいと思います。今回は8mm径のものを使用しました。
・電工ペンチで新しい端子をガチャコン。
一般によく使われるM27MFバッテリーの場合は、サブ端子(蝶ネジをクルクルしてとめるボルト)のポール経が7.9mmなので、穴の直径8mm以上のサイズのものを使用します。
今回は近所のホームセンターで、ELPAの丸型圧着端子R8-8を買って使用しました。
穴の直径が8.4mmです。
・接続部の口をハンダで塞ぎます。
ここからも水を吸ってしまうということらしいです。
ハンダを流し込みます。キレイに均すのにやや苦労しました。
仕上がりのキレイさはやはり売られているものの方が圧倒的にキレイですね。
・収縮チューブを被せて、ドライヤーで縮ませます。
・出来上がり
そこそこのカタチになりました。
見栄えもどうにかそれっぽくなったので良しとします。
今回使用したもの。
・収縮チューブ
・丸型圧着端子
・ニッパー
・ハンダ(家庭用)
・ドライヤー(家庭用)
・被覆剥きオートマルチストリッパ
・圧着ペンチ
被覆剥き工具は必要ではありません。
圧着工具は、エレキの配線をいじるときには出番が多いので、あると便利です。(使用する端子・スリーブのサイズに合わせる必要があります。)
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