なんの変哲もないストレートな形状に、
少し張りのあるプルっとしたアクション。
丈夫な素材で適度な長さの存在感。
多くのフィールドで扱いやすく、ライトリグ系の話になると必ずと言っていいほど姿を現します。
太さと長さのバランスが絶妙なところを突いていて、ストレートワームのベーシックとして押さえておきたい名作の一つです。
ZOOM スワンプクローラー
メーカー製品ページはこちら。
https://zoombait.com/swamp-crawler/
インプレ
・なんといっても安い。
25本入りというなかなか国産ワームにはない入り数で、輸入品なので為替の関係で高くなっても千円程度で買えます。
ちょっと切って使ってみたり等、残数の心配なく使っていけます。
節約するなら友人と一色ずつ買って分け合っても十分な本数です。
・素材が丈夫。
やや張りがあって割と丈夫な素材。
リング無しのネコリグで使ってもファイトで身切れしにくいと感じます。
また、アクションも塩が多量に入った素材のワームだとふにゃっとするところ、プルッっとした戻りの早さがあります。
なので特にネコリグ、ダウンショットワッキー、ノーシンカーワッキー、ジグヘッドワッキー等ボディを曲げるワッキー系のリグと相性が良くなります。
リングを掛ける場合、ハチマキ部で内径6mm、他部は内径5mmのものがミチミチピッタリサイズです。
・釣れる。
釣果はもはや触れるまでもありません。
ボリュームがないので決して強くはないものの、絶妙な長さで存在感はアピールします。
この存在感はステイン~マッディーな水域では丁度扱いやすい感覚。
そしてシンプルが故に幅広い使い方に答えてくれます。
個人的には近頃はネコリグでの出番が多いですね。
0.9gからのシンカーを使ったネコリグで、ズル引きやシェイクで普通に使って普通によく釣れます。
近頃は、特にスワンプクローラーが活躍するのは、3g以上のオモネコです。
MLクラスのライトベイトタックルに10lbライン、ジャッカルのハンマーネイル3.5gシンカーと、NSSフック#1/0の組み合わせが多くなります。
抵抗が少ないのでボトムまでファストフォールしてくれて、
やや張りのあるボディが、ストンッと落ちてクネッとしたのがプルンッと戻るアクションをイメージ。
(勝手なイメージなので、実際どうかはわかりません。)
ここでラインを張って重みがノッてると気持ちいいですね。
着底で食わなければリフト&フォールで上げて落としてを繰り返すリアクション狙いの使い方にもコンフィデンスがあります。
マグナムスワンプクローラー
サイズ:6.5インチ
重 量:約7.5g
入り数:15
スワンプクローラーには、1インチサイズアップした「マグナムスワンプクローラー」もあります。
マグナムになるとボリューム感はだいぶ上がって、十分な太さを感じます。
7.5gあるので、普通のベイトタックルで扱っていける重量です。
おわりに
他のZBCのワームも同様ですが、一袋にドチャっと入っているので、クセの付いているものも多く、凹みやバラつきも見られます。
それでもこれだけ入っていると十分でもあるのですが…。
多少の不均一性や、その雑味も含めたアメリカンな雰囲気も味わいのひとつ。
とりあえず霞周りだとグリパン系かスカッパノン系で持っておくと相当使えます。
ゲーリーosp系のやわらか素材と反対に、ズームレインズ系の少し張りのあるものも持っておくと使い分けもできるかと思います。
サイズ:5.5インチ
重 量:約4.5g
入り数:25