O.S.P「ドリッピー」。
ドリッピーは、ワーム素材で作られた中空フロッグ。
2020年7月、山岡計文プロがプロデュースし、ワークスロコブランドから発売されました。
ややコンパクトなボディとシングルフックの設定で、一般的なベイトタックルで扱える上、フッキングの良さが持ち味です。
ドリッピー
手元のものは実重量は9.5gでした。
・ワーム素材の中空フロッグ
・コンパクトボディ
・ドリルテール
リューギ インフィニ#3/0×1
ボディ・ドリルテール×2
特注ローリングスイベル×2
ラバーストッパー×2
ツイストロックスクリュー×2
フック以外は全て2セット梱包されています。
メーカー製品ページはこちら
ベイトロッド:ML〜Mパワー
ライン:PEライン3号程度(50LB.程度)orフロロカーボンライン14lb.前後
通常のベイトタックルで扱いきれるため、誰もが使いやすいルアーになっています。
作り方
パッケージ裏に作り方が載っています。
組み立てには細かいパーツがあるので、使う前に室内で組み立てておくのが〇。
※もしラバーストッパーを失くしたら、DECOYのバーサタイルキーパー等一般的なストッパーで代用できます。
【作り方】
①下アゴの先端からフックを通す。
②ラバーストッパーを通してからスイベルを付ける。
ひし形の穴の方を通します。
③ボディにセット。
④バネパーツを付ける。
⑤ドリルテールをねじ込む。
下記動画でもわかりやすく解説されています。
インプレ
ポップで楽しげな雰囲気がいいですね。
フロッグで出ても乗らないなんてのが重なると、こういうの入れたくなるんですよ。
もちろん大きいのも出ちゃうんですけど。
けっこう良い音たてるので、小さいわりに存在を主張できます。
M、MLクラスの普通のベイトタックルで扱いきれるのは手軽で便利。
10gあるので、MHクラスのフロッグタックルでもわりと投げやすく、扱えるタックルの幅が広いのもポイント。
ピンポイントも線も、幅広く扱いやすい。
大き目な頭がよく水を噛んで、ピンポイントでトゥイッチでも扱いやすく、タダ巻きしても小気味よくバジングしてくれます。
ただ、個人的には早めに引くと、テールの回転パワーに引っ張られてボディが回ったり、回りそうで回りきらずに戻ったりするのが地味に気になるところ。
あと小型とはいえ、ノンキーサイズはさすがに乗りずらさを感じます。
そこそこ丈夫ですがそこはワーム素材。
カバーとガシガシ闘ったり、激しいファイトなんかによって口元が壊れます。
これは素材がら仕方ない部分でもあります。
ガチで使い込むと1日1パッケージ(2個)では持たないですね。
正直、補修剤は必須。
口元が裂けた部分はフックを外さないと接着が難しいです。
接着後フックセットからやり直しになるので、現場補修は難易度高め。
なので丈夫さを求める場面では通常のフロッグが〇。フッキング重視や、軽いカバー周りまでで楽しく遊べるのがドリッピーです。
おわりに
ショアラインのカバーまわりで使うのにはケロケロな雰囲気の楽しさがあります。
ML~MH、フロロもPEも。扱えるタックルの幅が広いので、空いてるタックルで遊ぶのにも便利。
通常のフロッグゲームではフッキングが気になるシチュエーションでも心強いですね。
全長 48mm(Body)
重量 約11g