気付けばここ数年で私の周りはかなりのガーミン率になりました。
私も今はガーミンのストライカー+5CVを使っています。
このコスパの前には何も言うつもりはありません。
が、配線系の弱さの話はよく耳にしていました。
現在2年程の使用期間になりますが、ふと船上で電源が落ちてる現象が出始めてはいたんですよ。
そしたら、今朝ホントに電源が入らなくなってしまって。
色々試していると、どうにもヒューズボックスらへんの線の角度によって点いたり消えたりしたので、すぐにここらへんが接触不良だなってわかりました。
はてさてこの黄色いヒューズボックス。
上位機種はまた違いますが、自分が見てる限り割と多機種の電源ケーブルに同一のものが付いてると思います。
開けてみて思いました。
ホントにただのカバーなだけだなって。笑
たいして電流を流さないからだと思うのですが、配線が細く、かつ接続部分に負荷がかかる作りだと感じます。
なので、せっかくなのでヒューズボックスごと変えてしまうことに。
症状
黄色いケースはホントにカバーとして、ただ覆っているだけで、
なんと既に片方は断線。もう片方も断線一歩手前の状態でした。
特に細い配線だったのでいつも無駄にグリグリ動かすことなく丁寧に扱っていたつもりだったのですが…。
しかもヒューズ本体は端子が固くてなかなかとれない…。
接続し直してやればいいだけという話でもあるのですが、線の細さと接続部の負荷を解消したほうが今後安心して使えるかと思い、
開け閉めやヒューズ交換も容易になるようにヒューズボックスごと交換することにしました。
電源ケーブルのヒューズを交換する。
とりあえず色々調べたところ、5CVの電源ケーブルの場合は、3A/250VP管速断ヒューズというのが純正仕様のよう。
ガーミンの場合は適合するヒューズの規格がヒューズボックスの上の札を見るとわかるようになっています。
ここにも「F3A H250V」と記載がありました。
基本的にヒューズは電流で切れるので、電流3Aで速断で切れて、耐電圧250Vのものを使えってことですね。
そのまま「F3A H250V ヒューズ」とかで検索すると色々でてきます。
近所のホームセンターで物色したところ、同じ3A-250V規格でもミニ管仕様にすると小さく収まりそうだったので、あまり深く考えずに、ミニ管仕様にすることに。
とりあえずこんなのを買ってきました。
ちなみにガラス管ヒューズには大きくわけて
・速動溶断型ヒューズ(ファスト・ブロー)
・普通溶断型ヒューズ(ノーマル・ブロー)
・タイムラグ溶断型ヒューズ(スロー・ブロー)
の3種類があります。
半導体保護等にはマニュアルにもある通り速断型が適しているとのことなので、本来はよく溶断特性を確認してから購入したほうが魚探保護にはおススメ。
私は過去魚探のヒューズを飛ばしたことはないのですが、万が一のときに魚探本体を守るのがヒューズなので、次交換するときにはよく確認したいと思います…。
そしてせけせけと配線の接続と交換作業をして。
圧着スリーブでつないで、いちおう収縮チューブでカバーしました。
ワニ口クリップも付け直して。
わりと良い感じにできあがりました。
念のためケーブルの通電チェックして問題なく、バッテリーと本体を繋いだところ通常起動。
接触不良も解消されてることを確認。
おわりに
ヒューズ周りの線も少し太くなりましたし、しばらくは安心して使っていけそうです。
とくにレンタル使用だと毎回の設置や出し入れで動かすので、細い配線は注意がいりますね。
ちなみにヒューズ系はホームセンターの電工部材のところに揃ってます。
最寄りのお店に品揃えが少ないときは、カー用品店のDIYコーナーなんかにも充実しているので、眺めてみると良いと思います。
防水仕様のヒューズボックス等いろいろ売ってます。
こんばんは。
ガーミンストライカー5cvを2年間使用し、ヒューズ部分で断線しこちらの記事に辿り着きました。
当方配線関係に全くの素人なのですが、圧着スリーブのサイズをご教示いただけると幸いです。
ありがとうございます。
あの箇所は切れますよね…。
私も詳しい訳ではないのと、3年近く前の話なので現物が手元に残ってなくてですね。
圧着スリーブは、おそらく内径で1.5mm~2mm程度のモノを使ったんじゃないかなと思います。
うろ覚えですみませんが参考になれば幸いです。
早速のご返信ありがとうございます。
切れるとと聞いてはいたのですが、慎重に使っていたつもりも釣り場でポロッとあの箇所が落ちるように切れてしまい焦りました。
こちらの記事大変助かりました。ありがとうございます♂️