一般的なポッパーは大きな頭とカップをもっていますが、タフバグは細身の頭とだいぶ弱めのカップです。
ポップ音、スプラッシュ弱めのノンラトルポッパー。
名前にバグとある通り、虫系イメージでチョンチョンしても使いやすいクワセ系ポッパーです。
全長 | 64mm |
重量 | 8.8g |
スプリットリング | フロント#3 リア#2 |
フックサイズ | フロント#6 リア#6フェザー |
メーカー製品ページはこちら。
重量は8.8g。
実際この重さは投げやすさがあります。
一般的に1/4oz、7gクラスのポッパーが多い中、比べるとキャスタビリティーは一段上。
代りに高い弾道で投げてしまうと、特にドシャローでは着水音にやや気を使います。
サイドで低弾道で入れていく分には問題ありません。
ノリーズお得意の低重心平面ウエイトが喉元と尻部に入っています。
45℃程の浮き角度と、ヘッド部分のウエイトのおかげで頭の浮力が弱くなり、首振りもダイブアクションもかなりさせやすくなっています。
カラーによって白・黒・茶色混じりの3タイプのフェザーフックが組み合わされています。
この茶色混じりのフェザーフックがね、同じに交換したいときには入手難易度が高そうです。
バンク際でエビ系イメージで使っていくと、チョポッ…トプッっと良い雰囲気でてます。
首振りアクションをしながらトプトプとダイブアクションが混じります。
そして時折弱めに出るポップがいい感じです。
首振りを考えると小型のスナップでの使用がオススメ。カップが浅くラインアイが上目にあるので、スナップの付け外しはしやすいです。
もちろん強めにトゥイッチを入れれば強めのポップやチャガー音も可能なのでアピールしたいときにはちゃんとアピールできます。
が、
基本的にはヌルヌルネチネチ系ポッパー。
最も大きく水温が下降する10月でも、もちろんタイミングもありますがネチネチやって楽しませてくれました。
6.2ftのMLアクションのロッドに10lbフロロのタックルで使ってみました。
近中距離のピンポイントでやらしくアクションさせるには、むしろフロロで良かったかもとも思いました。
弱めアピールと首振り、虫系イメージでも使いやすいポッパーというと、思い出すのはポップXです。
使った感じアピール力という点では、ポップXよりもやや弱めに感じます。
ポップXのようにボディを横倒すアクションにはなりませんが、比べると重さがあるおかげかより水面にへばり付くように水に絡むアクションになります。
あと比べて思ったのは、タフバグのほうがまだ下アゴが機能するので、木枝にトレースラインが乗ってしまったときに前転して躱す確率は大分高いです。
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