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ダイワ「ハイパークランクJr. Ti」使用インプレッション。

ハイパークランクといえば、ダイワが90年代に発売したチタンリップのハードベイト、ハイパー○○シリーズの中で唯一未だに生産が続くモデルです。

特にリザーバーにおける1066Tiの中層デッドスロー巻きが密かに広まって、復刻や再生産を果たしてきました。 

24年にラインナップに加わったのがハイパークランクJr.。

T.D.ハイパークランクJr. Ti

出典:DAIWA

【サイズ比較】 左から、Jr.Ti、1064Ti、1066Ti。

アイテムサイズ標準自重最大潜行深度標準装備フック標準装備リング
1066Ti65mm16.5g約6.0m#5#2
1064Ti65mm16g約4.0m#5#2
Jr.Ti50mm7.4g約3.0m#10#2

詳しくはメーカー製品ページへ

インプレ

上:Jr.Ti 下:1052Ti

元々50mmサイズのディープランナーは1052Tiとして販売されていました。

それを復刻させるのではなく今の使い方に合わせてJr.として再設計したのはグッジョブです。

[旧モデルスペック表]
アイテムサイズ標準自重最大潜行深度
105150mm7g約1.0m
105250mm7.5g約2.0m
106465mm15g約4.0m
106665mm16.5g約6.0m

Jrは、1052と比べると同じボディ、同サイズでほぼ同ウエイトですが、内部ウエイトをなくして、その分の重量を大型化したリップで賄っている模様。

霞だと3mはディープですからね。

1066Tiや1064Tiはどうにも持て余しそうなので避けていたところもあるのですが、Jr.の潜行深度は普通に巻いても使いきれそうだったので試して見ました。

飛距離を度外視したと公言するとおり、ノンウエイトかつ平らデカリップで風を掴んだらクルクル回るので遠投は苦手。

特に向かい風でなんか投げれたもんじゃない。 

それでも、キャスティングで15m程も飛ばせればグングン潜って3mちょい届きます。

ほぼ垂直な頭下がりの着水姿勢から急潜行を見せます。

この小ぶりボディで3mレンジで普通に使えるのは素敵なところ。

売りであるデッドスローリトリーブで扱えば、確かに水面下~1m程度で中層使い可能。

ただなかなか集中力がいるので、結局ふつうに巻いてしまいます。

小型が故に抵抗も少ないのでクルクル巻きやすいですね。

普通に巻いて1.5~2.5レンジをゆっくりボトムノックが使いやすい。

沈みゴロタ等ハードボトムなら水深1mでもゆっくりボトムノックしていける優秀なボトムノッカーに感じます。

軽いタッチで巻けば、ラウンドリップのおかげか軌道を大きくそらすことなく舐めるようにボトムを泳いできます。

リップ、垂直な姿勢に加え、Jr.は10番のフックも小型でだいぶ根掛かりにくいです。

一方で、何匹か釣って思ったのは、もちろん場合によるんだけど、

けっこう元気な食い方だった魚でもやはりリアフック一本掛かりが多いってこと。

リップとボディにフロントフックが守られまくってる裏返しでもあるんですが、

頼ることになるリアフックが8番だとちょっと心もとないので1番手上げようと考えています。

そして意外な魅力だったのは、適度なトゥイッチがリズム良く決まると驚くほど左右にダートします。

平らリップが水を横にスッと切るのと、小型ボディの抵抗の無さが効いてる気がします。

急深な岸際で移動距離を抑えたダートを演出すると下から食い上げてきたりもします。

ジャークベイトのようにバスの視線を左右に降るのはスイッチを入れる手段の1つだと思っているので、ボトムでもそういうイメージで使うのも面白いですね。

おわりに

ワイドアクションとタイトアクションをラインアイ位置で切り替えて使えますが、個人的にはワイド(初期設定)でも言うほどワイドじゃないと思うのでそのまま使っています。

なにより、スナップでのアイチェンジは困難。

隙間が狭いので抜くのも入れるのも大変です。

それでも試したい方はスプリットリングの使用がオススメです。

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