ほんとに便利ですよね、スモラバ。
そのクワセ力にはお世話になることも多々。
スモラバはウエイトやトレーラーの使い分けによってかなりの対応力を見せてくれます。
ただ多様なウエイト・カラー・トレーラー…考えだしたらもうキリがなくなりますよね・・。
よほどハズさなければそれなりに釣れてしまうので、なにが良いのか悪いのかもうわからない。私はそうなりました。笑
モノが小さいので拘らなくてもそんなに差はないかもしれません。
とはいえ色々試した結果、主に霞のオカッパリで使うのに行き着いた2つを紹介させて頂きます。
メインのスモラバとトレーラー

主な使用用途は、垂直・斜め護岸、水門周りのハードボトムや、浅めの流入河川でのライトカバーなどで、ベイトフィネスでの使用用途としてです。
①C4ジグ2.7gシークレットスモーク+ディトレーター
②エグジグハイパー5/64ozEC1
色んなスモラバやトレーラーを試したんですけど、今現在はこの2つもあればかなりのコンフィデンスをもってこなせてる状況です。
①C4ジグ2.7gシークレットスモーク+ディトレーター

エバーグリーンから発売されているC4ジグ。福島健プロのプロデュース。
ほぼほぼこれです。
ズル引きとスタック外しが主な用途。とにかくスタックが外しやすいので、ハードボトムまわりで果敢に底を舐めていけます。
【重さ】
2.2gや3.3gも使い分けてみたのですが、私の場合は底が固いボトムでの場所での使用が多いせいか2.7gが一番取回しが良かったですね。
2.2gはベイトで使うにはフックが心配ですし、風や流れの対策に3.3gも用意していたときもありましたが、そういうときはそもそもリグを変えてしまいます。
実重量で4.1g。
スピナーベイトと一緒で記載はヘッド重量のためラバー等の重さが乗ってだいたいの製品は1gちょい重くなってます。
【トレーラー】

ディトレーターのグリパンを合わせます。
トレーラーをセットすると総重量として6g後半。キャストするときにはラバーに水が着いているので実質7g台ほどになると思います。
【使い方とイメージ】
ハードボトムの水門周り・護岸周りでのズル引きがメインの使い方です。
スカートカラーとワームの色を合わせるという考え方はありません。笑
そのかわりアクション中の止める時にしっかりと止めることで、動かしたときと、止めてスカートがフレアしたときで小型のディトレーターのボディが見え隠れすることを意識しています。
ガキガキのボトムにスタックさせたときにC4が一番外しやすいと感じました。

流行ってたときは人気のグリパンよりもシークレットスモークのほうが棚から消えていたので、わりとスモーク系の色にとりつかれた人も多かったのではないでしょうか。
昔はスタックから外したらコフッっとストライクがでることが多かったですが、近頃は外して落ちては我慢されて、次のワンアクションでたまらず入ることが多い気がします。
常陸利根川や小貝川などでも高実績なので、ステイン~キレイ目な水に合うと思います。
②エグジグハイパー5/64ozEC1

【重さ】
オンス表記はわかりにくいですけど、約2.3gです。やはり実重量は1gちょい増えて3.5gになっています。
【トレーラー】

ドライブクロ―2inグリパンを合わせます。
合わせて5.6gなので、C4ジグの組み合わせと比べて若干軽いセッティングになっています。
【使い方とイメージ】
スモラバという性質上使用用途はかぶるんですが①とは正反対の性格のイメージです。
ハードボトムまわりでは軽く底から浮かせてフワフワと操るイメージで扱いますが、土底の場所を引く場合にはこちらの方が合います。
ラウンドヘッドがモノに掛けやすいのでよりスタックさせていきたい場合はエグジグの方が操りやすいと感じています。
スカートカラーとワームの色を合わせて、細かく動かしながらアピールはすれども全体をボヤかすことを意識しています。

【代替え】
寂しいことに近頃だんだん店頭で見なくなってきているので・・在庫がなくなったらダイワのスモールラバージグSSが代替えにいいかなと思ってます。
比較

C4ジグ | エグジグHP | |
---|---|---|
重さ | 2.7g | 2.3g |
カラー | SS | EC1 |
トレーラー | ディトレーター | ドライブクロー2in |
総重量 | 6.7g | 5.5g |
場所 | ハードボトム | 土底 |
レンジ | ボトム | やや浮かす |
イメージ | 見え隠れ | ボヤかし |
クワセ | スタック外し | シェイク・フォール |
明確に使い分けるってほどじゃないですし、イメージや感覚です。
どっちか付いてればとりあえずそれでやってたりしますけど、だいたいまとめるとこんな感じですかね。

そもそもが弱いルアーなのでよほどスモラバそのものがハマる状況でなければ、だいたいこの二つでダメなら釣り方を変えてしまいますね。
その他よく使うトレーラー
〇ドライブクロ―2インチエビミソブラック

上記二つともに、すこーしスパイスを効かせたい気分のときに。
状況ではなく気分です。
エビミソ好きなんです。黒のカラーパワーもあり、ツートンカラーの複雑さもあり。上から見た黒の強さと、下から見たお腹の弱さが。
〇ウェーバーシュリンプ2.8インチエビミソブラック

やはりエビミソですが笑
細かいところにこだわる必要もないときというか、小バスの活性も高くギルにもつつかれまくる初夏とか・・・なんでもいいとき。
上記ワームはディトレーターもドラクロも脆さがあるので、そういうときにホントに役立つのがこれ。
ボディにハリがあって丈夫なのでパーツもとられない。
たぶんもう売ってないのが玉に瑕です。この用途はワームは何でもいいんですが、この子のシルエットが好きなので気に入って使っています。
使用タックル

今はWSC67L+に、状況によって13メタ8lb又は20タトゥーラ10lbを乗せています。
スモラバ専用ってわけじゃないですけど、竿先は投げやすいだけ曲がるんだけれどもスタックを外すときに入りすぎない適度な強さと、68よりちょっと短い67っていうバランスや操作感がお気に入り。
あまり増やしたくない

2年程でしょうか、メジャーどころをちょいちょい色々使い込みましたが、私の場合はラバーの量があったりラバーに張りや力のあるものが相性が良かったみたいです。
荷物が無限に膨れ上がりそうなのでスモラバもトレーラーも、あれもこれもある中で絞って絞って釣果でもってこの2種が生き残りました。
もうあまり増やしたくありません笑

稀に気分で手元にある適当なワームをトレーラーにすることもありますが、もうそのときは何も考えないようにしています(笑
カバンやボックスに入れるスモラバ箱はメイホーさんのケース1個にまとまるくらいにしておきたいので・・
おわりに

ベイトフィネスという概念の発展とともに不動のカテゴリーにまで上り詰めたスモールラバージグ。
1スポットを大事に釣っていくようなときは、スモラバそのものが釣力もあり、かつ組み合わせ次第で相当な対応幅をもつので探求するのは楽しいかもしれません。
ハイプレッシャーな魚と向き合うのであれば霞のオカッパリにはかなり合っているルアーだと思います。
そんな中でひとつ、こういう使い分けや考えもあるよということで。
参考になれば幸いです。
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